『偶然見つけたアオムシを飼う』『家に帰ったらアオムシがすでに家族になっていた』といったことは稀に発生します。
ネットで色々しらべ、みんなで試行錯誤しながらスタートする『素敵アゲハへ羽化計画』ですが、状況や住んでいる地域によってはすぐに『深刻な食料不足』になってしまいます。
かわいいアオムシがお腹をすかせてしまう前に、事前に餌・食料となる葉っぱの入手方法を調べておきましょう。
フリマアプリで買う
本当は二番目の『ご近所の人に分けてもらう』が正統な入手方法かと思いましたが、近頃はご近所付き合いも色々あると思ったので、フリマアプリを一番目にしました。
メルカリやPayPayフリマで『アゲハ 餌』や『アオムシ 餌』で検索すると、たくさんの葉っぱが出て来ます。
PayPayフリマで『アゲハ 餌』と検索(2021/9/6現在)
今現在はこの『フリマアプリ』で入手する方法が、安定してかつ気持ち的にも楽に入手できる方法だと思います。
デメリットは値段が少し高いこと。タイミングによって違いますが、送料分を含むと、どうしても割高感が出てしまいます。
実際に注文する時は、アオムシの満腹ライフを踏まえて、次のことを確認して注文してください。
- 元々アオムシを捕まえた時の葉っぱと同じかどうか(山椒か、もしくはみかん系か)
- 無農薬かどうか
- 出品者の評価と発送まで日時の目安
プロフィールと商品写真をみれば、おおよそのことはわかると思います。
アオムシ用の葉っぱが届いたら、必要分以外はラップで包んで冷凍保存してください。
ご近所の人に分けてもらう
次は『ご近所の人に分けてもらう』です。
一番は、そのアオムシを捕まえた木があるお宅で分けてもらうことです。
というのも、アオムシによっては、最初に食べた葉っぱの種類と同じ種類しか食べないといった報告もあるからです。(我が家で育てたアオムシは、別の種類の葉っぱを食べましたが、やっぱり最初に見つけた木の種類を好んで食べてました。)
とは言っても、捕まえてきた場所が遠方や全く知らない人の庭だったりして、分けてもらうことが困難な場合が多いと思います。
公共の公園で捕まえてきた場合は、勝手に葉っぱを取ることができません。
地域によっては、アオムシを取っていったことを快く思わない場合もありますので、葉っぱを分けてもらう相談をする際は充分気をつけてください。
苗木から育てる
時間がかかることはわかっていますが、『苗木から育てる』と言った方法もあります。
こちらもお金がかかりますが、植物を育てると言った楽しみがついてきます。
ナミアゲハの場合は山椒、みかん、ゆずなど実がなる木の葉っぱを好んで食べるので、もしかしたら収穫の楽しみが増えるかもしれません。
また、苗木を虫かごがわりにして、アオムシを育てる方もいらっしゃいます。
逃げ出しそうで怖いですけどね!
苗木の中には棘が鋭い種類もありますので、お子さんがいる場合は充分注意してください。
その他、ルー(ヘンルーダ)といったハーブもミカン科なのでアオムシが食べることができます。
ルーは切り口が手につくとかぶれることがありますので、こちらも気をつけてください。
キアゲハの場合はセリ科の植物になります。
詳しくは下の記事に書いてありますので、是非読んでみてください。