2020年最初のサナギは、頭の方の糸が切れてしまい宙ぶらりんになりました。
完全にサナギが落ちてしまった時は、どうすればいいのでしょうか。
飼育している時に調べた、「サナギが落ちる・落ちそうになった場合」の対応方法をまとめました。
ティッシュを下と横におく
羽化した時に「つかまって登ること」が出来るようにしておく、一番簡単な方法です。
ティッシュを虫かごの下に敷き、側面にもかけておきます。
夏のアオムシ飼育の時に、実際に1匹がこの方法で無事羽化できました。
youtubeで動画がたくさんアップされているので、参考にしてください。
やってみるまでは「本当に大丈夫なの?」と思いましたが、再現性が一番高い方法だったので、トライしてみた次第です。
接着剤でとめる
接着剤で止めることも出来るようです。木工用ボンド。
ボンドなら子供がさわっても安心ですし、サナギにもギリギリ安全そうに思えます。
ただ「余計なところを止めてしまったら出れなくなる!!」という恐怖感から、実際にはやったことがありません。
接着剤をつける場所は
- 頭から出てくるので、腹側に接着剤をつける
- 側面は窒息してしまうので、接着剤がつかないように注意
とのこと。
今後のためにも、抜け殻で考察したいと思います。
下の写真をよく観察してみてください。
抜け殻をみるかぎり、サナギの上部が「虫かごの壁に向かって開いている」ように見えます。
よって緑の矢印あたりに、ちょいちょいっとボンドをつけて止めればいいと思います。
糸でくくって引き上げる
お尻の方の糸は切れていない、完全に落ちていない状態の対処法ですが、これは実際にやりました。
裁縫用の細い糸でくくってみたのです。
ちょっとわかりにくいですが、下の写真のサナギ部分に糸が輪っか状にくくってあるのが見えますでしょうか。
サナギの下には無事羽化したチョウがみえます。
その他の方法
その他にも、ポケットを作ったりする方法もあるみたいです。
調べてみてください!!