アゲハの幼虫に葉っぱをあげる時の注意点

アゲハの幼虫に葉っぱをあげる時の注意点です。

アゲハ・アゲハを育てていた時に困ったことをまとめてみました。

ゆずのきにいたアゲハの幼虫(茶)
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農薬がついている葉っぱをあげない

農薬がついている葉っぱを食べると、アオムシは死んでしまいます。

このブログではアゲハのアオムシは『主人公』ですが、庭木を大切に育てている人や農家の方から見れば、害虫ででしかありません。

自分で育てている庭木などなら農薬使ったことは当然わかりますが、スーパーなどで売っている植物を餌にする場合は注意してください。

アゲハの幼虫はたぶん若葉好き

「捕まえる時の若葉に乗っかっている率」は高い

最初の写真のように、アゲハの幼虫は若葉(きみどり色の葉っぱ)の方が好きです。

少なくとも4齢幼虫(茶色の時)までは間違いなく若葉好きです。茶色幼虫を捕まえた時は100%若葉上でした。

飼いはじめてからも、茶色の幼虫は若葉の方が食いつきが良かったです。

夏の終わりから秋にかけて成長したゆずの若葉

これはセリ科の植物でも同様です(にんじんの葉が若い目から食べられて、スカスカになると知り合いの方から聞きました)

手に入れづらい若葉

問題はずっと若葉を上げ続けることができないこと。足りなくなります。

柑橘類は春、夏、秋の年3回ほど生長期があるみたいですが、やはり春から夏にかけてが一番新芽が出やすいらしいです。

実際秋口からはほとんどきみどり色の若葉を見かけなくなりました。

いくら新芽が出やすい時期でも、全方位からもしゃもしゃ生えるわけでありません。

むやみに取っていたらすぐに足りなくなり、それこそ『はらぺこアオムシ』になってしまいます。

ほどよく青々とした葉っぱを少しづつあげて、慣らしていく必要があります。

若葉は日持ちせず、すぐ枯れる

きみどり色の若葉は日持ちしません。

1日経つとすぐしなっとしてしまい、アオムシは見向きもしなくなります。

パセリなどのセリ科の植物は、若葉に限らず日持ちしません。すぐしなしなになります。

コップやおチョコに水をはって、その中に入れ餌としてあげることもできますが、なんかアオムシが落っこっちゃいそうで怖いです。

クルクルまいたりテラテラすじがある若葉は食べない

たまにクルクルしている若葉や、テラテラ何かのすじがある若葉を上げてみたのですが、あまり食べませんでした。

食害痕がのこるゆずの若葉
クルクル・テラテラの若葉

食べなさそうだなーとは思ってましたがやっぱり食いつきが悪かったです。

クルクルはやテラテラは病気や他の虫の食害痕らしいです。

せっかくの若葉が枯れてしまうので、木のためにも早めに駆除しましょう。

葉っぱに黒い点々がついていたら要注意

葉っぱに小さな黒い点々がついていたら、要注意です。

アオムシを飼いはじめてから学んだのですが、アオムシの天敵、ヤドリバエの卵の可能性があります。

黒い点々がついていたら、洗い流したりきれいに拭き取ってあげてください。

同じ種類の木の葉っぱしか食べなくなる

調べてみたところ、「最初に ゆず なら ずっと ゆず」「最初に みかん ならずっと みかん」と、同じ種類の葉っぱを好む傾向がある見たいです。

後から違う種類の葉っぱをあげても、食いつきが悪くなることがわかりました。

こんにちは。アオムシ。

山椒(さんしょう)で育ったアオムシは特にその傾向があるらしく、他の柑橘類の葉っぱは見向きもしないのだとか。

下手すると干からびて餓死してしまいますので、要注意です。

どうしても食べない場合は、見つけてきた木に戻してあげてください。

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