脱皮は「だっぴ」と読みます。
脱皮とは、昆虫や節足動物・両生類などが体の成長に合わせて、着ていた(身にまとっていた)古い皮を脱ぎすてることです。
アゲハチョウの幼虫の脱皮の回数は4回
アゲハチョウの幼虫も脱皮します。脱皮の回数は4回です。
茶色でホントにちっこい1齢幼虫(いちれいようちゅう)から緑の大きな6齢幼虫(ろくれいようちゅう)まで、脱皮を4回繰り返すのです。
サナギになった後、チョウになる時にも脱皮(羽化)するので、卵からチョウになるまでには5回脱皮するということですね。
脱皮にかかる時間
しっかりと時間を測ったことはないのですが、5分以上はもそもそ脱皮してました。
10分はかからなかったと思います。
4齢幼虫(茶色)から5齢幼虫(緑)に脱皮する時だったのですが、長かったのか短かったのかわかりません。
逆に考えると5分前ぐらいで脱皮は終わっちゃうということです。
そう考えると、脱皮の瞬間を観ることはなかなか難しそうですね!!
脱皮した後の皮はどうするのか?
幼虫は脱皮した後の皮を食べてしまうそうです。
食べることを知っていたら観察できたのにー。知らなかったので脱皮後の写真をとって終わりにしてしまいました。残念!
なぜ脱皮した皮を食べてしまうかというと、
- 外敵(鳥とか)に存在を知られないように、見つかりにくくするように
- 栄養がたっぷりつまっているので、栄養補給のために
など、色々な理由があるみたいです。