アオムシを育てるために必要な物・道具とは

アオムシを育てるためには何が必要でしょうか?どんな道具を用意すればいいでしょうか?

このページではアオムシを育てる、飼育するために必要な物・道具を体験談も踏まえながらお伝えしています。ぜひ参考にしてみてください!

青虫2匹
青虫2匹
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虫かご・箱

まずはつかまえたアオムシを入れる虫かごがを用意してください。100円ショップで売っているものでも十分です。

虫かごの中でもうすぐ蛹になりそう
虫かごの中でもうすぐ蛹(さなぎ)になりそう

おかしの空き箱でも育てることはできますが、虫かごの方がちょっと楽しく育てることができます。

  • 壁が透明のため、中の様子がよく見える
  • 洗える(うんちもたくさん出ますし、アオムシがサナギになるときに、べちゃっとしたものがでてきます)
  • お菓子だと思ってママが箱をあけてびっくりして怒られることがない

透明なプラスチックのケースや食品トレーなども使えますが、いざアゲハになった時には広い方が困ったことになりません。

蓋が透明な虫かごだと、サナギになった時の観察に便利です。

いろいろ調べていたら、ペットボトル(2Lぐらいの大きめのもの)で飼育している人もいました。

透明で観察もしやすくすぐ手に入ることに加え、縦型でスペースを取らないことが魅力だと思います!

今度ぜひ試してみます!

ペットボトル アゲハでの画像検索

木の枝・割りばし

入れておくとそこでサナギになってくれることがあります。

蛹になるのかな?寝ているだけかな?
蛹(さなぎ)になるのかな?寝ているだけかな?

木の枝や割りばしでサナギになってくれた方が事故が少なくなります。

虫かごの蓋(ふた)はエサをあげるために、何度も開け閉めするものです。

その時の衝撃でサナギを落ちてしまったり、蓋のはしっこのサナギを潰してしまうといった事故が発生します。

そうならないためにも、木の枝など、アオムシがサナギになりやすい環境を整えてあげてください。

ティッシュなど湿らせるもの

少しは湿気があった方がいいので、ぬれティッシュをいれておきます。

葉っぱを長持ちさせるために濡れティッシュを茎の部分に巻き付けておくと、湿気にもなるので一石二鳥です。

アオムシから見るとナゾの白い物体があるわけですが、特に気にしていないみたいです。

葉っぱ・ご飯にする葉っぱを用意する

一番用意するのが難しいのが『ご飯になる葉っぱ』です。

どんな葉っぱでも食べるわけではありません。

よく見かけるアオムシ、ナミアゲハの幼虫は柑橘類・みかんの仲間の木の葉っぱしか食べません。

柑橘類の葉っぱしか食べない並揚羽の幼虫
柑橘類の葉っぱしか食べない並揚羽の幼虫

キアゲハの幼虫は、みかんの仲間の葉っぱは全然食べません。

セリ科の植物の葉っぱしか食べないのです。

アシタバの葉っぱをたべる黄揚羽の幼虫
アシタバの葉っぱをたべる黄揚羽の幼虫

アオムシが食べる葉っぱについて、調べてみました。

また、葉っぱを長持ちさせ、食糧不足を防ぐための記事を書きました。

持っていると観察がさらに楽しくなるもの!!

必ず必要なわけではありませんが、あると観察がさらに楽しくなるものに「スマートフォン用カメラレンズ(マクロ) 」があります。

クリップ状でスマートフォンを挟むようにしてつかうものですが、電子顕微鏡よりも手軽に使え、虫眼鏡よりも拡大して観察することができ、観察がとても楽しくなります。

スマートフォン用マクロレンズで撮った、生まれたての揚羽(アゲハ)の幼虫
スマートフォン用マクロレンズで撮った、生まれたての揚羽(アゲハ)の幼虫

安いものでも十分に楽しめるおすすめ道具です。

*機種によっては使えないものもありますので、ご注意くださいね。

まずは身近なもので道具をそろえてみながら、アオムシを育ててみよう!

まずは身近なもので代用できないか考えてみましょう。

私が小さい頃は、お菓子の空き箱に小さな穴をたくさん開けて育ててました。

工夫しながら育ててみると、楽しさポイントがあがります。おすすめです!

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